DISC について

DISCとは

DISC(産学協働スクリーニングコンソーシアム)は、アカデミア発創薬の実用化を目指したAMEDの創薬支援推進事業・創薬総合支援事業(創薬ブースター)の一環として設立されました。日本初の大規模企業化合物ライブラリーを所有し、アカデミアの創薬標的と企業を橋渡しする役割を担っています。

「DISC」が創薬実用化において担う役割

「DISC」が創薬実用化において担う役割 「DISC」が創薬実用化において担う役割

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DISCのフロー詳細

  • iD3は創薬ブースターで支援中のテーマよりDISCに適したテーマを選定
  • DISCユニットはアッセイ系構築~HTS~ヒット選抜・周辺化合物評価を実施
  • ヒット化合物を提供したDISC会員企業はシーズの導入評価を実施
  • シーズの導入を希望するDISC会員企業はアカデミアにツール化合物と対価を提供
  • アカデミア・会員企業の双方の合意に基づいて実施

DISCの特徴

アカデミア発創薬シーズの実用化を目的に設立

DISCは、アカデミア発創薬シーズの実用化を目的に、AMED 創薬戦略部(iD3) の創業ブースターの一環として設立されました。アカデミア研究機関が持つ先進的かつ独創的な創薬標的と、企業が保有する実践的な化合物ライブラリーとを、HTS技術によって橋渡しすることを目指しています。創薬ブースターの支援テーマに対しては、HTS実施のためのスクリーニング系の構築からヒット化合物の選抜までを、DISCユニット内で一貫して行うことが可能です。

国内企業から提供された日本初の大規模化合物ライブラリーを保有

DISCでのHTSでは、製薬企業等の会員企業22社から提供された、多様性に富む構造を持つ実践的な、約20万化合物からなるライブラリー*を利用します。このように、DISCが保有している化合物ライブラリーは「DISCライブラリー」と呼ばれ、新薬開発に貢献しています。
*平成31年度から、約30万化合物に拡大予定

アカデミア研究者と企業との共同研究が可能に

HTSの実施により得られたヒット化合物を、企業がシーズ導入を行う場合、アカデミア研究者は導入企業からツール化合物の提供と、創薬シーズに対する対価を受けることができます。さらに、企業と大学による創薬の共同研究を両者合意のうえで進めることが可能です。
このように、AMEDが全体運営を担い、アカデミアと企業の双方にとってメリットがあることもDISCの特徴のひとつです。

創薬ブースターの支援のもとHTSの実施が可能

DISCに適したテーマとして選定された創薬シーズは、iD3の支援(試験研究費(委託実験調査費)・技術コンサルティング・プロジェクトマネージメント)を受けながら、DISCユニットにおいてHTSを実施します。ヒット化合物を迅速かつ効率的に見つけ出すことで、創薬実用化の加速が可能になります。

HTS実施のための最適化支援

アカデミア研究者はHTS実施にあたって、アカデミアで構築したアッセイ系について、以下のような支援をDISCユニットとの協業により、受けることができます。

  • HTS実施のための技術的コンサルティング
  • アッセイ系の妥当性評価
  • ミニチュア化技術のフィードバック
  • HTS後のヒット選抜プロセス(カウンターアッセイ、二次評価など)のコンサルティング
  • HTSおよび選抜プロセス(カウンターアッセイ、二次評価など)の結果報告

日本のアカデミア研究者はこれまで、優れた創薬シーズを保有していても、大規模な化合物ライブラリーやHTSの利用機会は限定されていました。DISCユニットは、アカデミア研究者に新たな化合物スクリーニングの機会を創出することで、アカデミア発創薬の可能性を広げていきます。

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